おかえり、あの日の自分

マツモトです。

自宅のある和歌山での仕事がほぼひと段落したので
今春から大阪の実家にいる時間が多くなりました。

ついでに親が「読んでいた本などを処分してくれてもいいよ」というので
本棚を整理していたら見覚えのある本が出てきました。

自分でももうとっくに手放したと思っていたその本でしたが
どうやら実家の方に置き忘れてしまっていたようです。

2001年に出版されたもので、書いてある中身もほぼすっかり忘れてしまっていた
その本の扉をめくるやいなや、僕はカラダの芯から震えが来るような
まるで自分の内側から電流を放出するような鋭く熱い感覚をおぼえました。

今(2017年)から15年前、苦しくて家を出た…

実は今から15,6年前のことですが
30前まで育ってきた大阪を離れて和歌山で家族とともに暮らしていたのですが
元々便利で自由気ままな都会暮らしを過ごしていた自分にとって
しきたりや風習、近所づきあいや世間体を重んじる傾向の田舎での生活の中で
大阪でやってきていた仕事もなくなり、自分自身も精神的に疲弊してしまい
一度単身で実家に戻ったことがありました。

「もう一度人生をやり直そう」
大阪で仕事を見つけようと思っていたのすが
時は2000年代初めのITバブル下の構造不況の真っただ中で
30代も半ばを迎えていた80年代のバブル世代の人間…
しかも5年以上も組織社会からブランクがあった自分にとって
再就職は厳しいものでした。

その頃、外部と疎遠になっていた僕は、何かこれから生きるためのヒントを得ようと
これまで「オッサンの読む本」と興味もなかった
ビジネス書や自己啓発本といった本を読み漁るようになっていました。

そして本の前書きに書かれていたこと…

そしてその当時読んでいたものが
この本でした。

仕事もなく、友だちもなく、日々何の当てもなく、明日をも知れない自分でしたが
この本を読んでいたらひとりで悩んでいた気持ちがずいぶんと軽くなったのを
なんとなく覚えています。

今では同じようなテーマでたくさんの本が日本の著者でも出版されるようになりましたが
当時としては真っ向から「お金」という言葉をタイトルに入れた本はまだまだ少なく
「スピリチュアル」という言葉も日本でも使われるようになった今では
すばらしい古典の一冊として重版を重ね、現在も根強く評価されている一冊です。

さて、開いたページには何が書いていたと思います?
「はじめに」の一行目の出だしの文章にこうあったのでした。

まさにこれこそ「青天の霹靂」…!
僕はこのことを忘れてこのブログのタイトルに
まさにそのBOBBY McFERRIN のこの曲を選んでいたのですから!

そして今、この言葉をもとに新たな旅へ

この15年あまりの間に
結局は和歌山の家族のもとに戻り、会社勤めもし、収入も決して多くないながら安定し平穏な毎日でしたが
40歳のころに左目の視力を一時失うことになり、その後勤め先の会社も倒産の方向へ。
同じころに一念発起して独立。商業出版も果たし、学生時代夢だったラジオ番組を持つこともできました。
そして今また僕は新しい旅の準備を始めようとしています。
まだもう少しだけ残っているかもしれない人生の時間を
身も心ももうちょっとだけギュッと絞って使い切る…そのために。

その始まりの一歩と思ってスタートさせたのが
この自分の人生の至言…Don’t Worry Be Happy」を冠したこのホームページなのです。
今、このタイミングでこの言葉がまるで自分にブーメランのように帰ってきた
その偶然を素直に喜び、今こそこの言葉を道連れに
そしてあの当時の苦しかった自分に言ってやれればと思います。

 

「おかえり!今度はきっと…楽しいよ(^_^)v」

 

番組でも以前かけました。
ビートたけしさんの「天才たけしの元気が出るTV」でも使われてましたね(≧▽≦)

   

マツモトヨシヒコ プロフィール

マツモト ヨシヒコ
マツモト ヨシヒコRadio DJ | Designer | Mental Suppoter | Author etc.
【20代】レコード店勤務【30代】印刷会社デザイナー【40代~現在】はがきマーケティング講師を経て、2013年よりWBS和歌山放送ラジオ「週刊ガラRADIO」メイン・パーソナリティー。【著書】「接客のプロが新人のために書いた接客の本」(共著/重版8刷/アマゾン3位)【資格】日本メンタルヘルス協会認定 基礎心理カウンセラー。

 

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